外貨換算会計問題【日商簿記2級】

外貨換算会計の要点を押さえた後は、徹底的に外貨換算会計の問題を解きましょう。

日商簿記2級に合格するためには、数多くの問題を解くことが重要です。

外貨換算会計問題

為替予約を付していない場合

次の取引について仕訳しなさい。なお、三分法による。以下同じ。

1. ×1年5月25日に、アメリカの得意先A社に商品50ドルを輸出し、代金は掛けとした。5月25日の為替相場（為替レート）は１ドル110円だとします。なお、三分法による、以下同じ。
2. ×1年5月25日に、アメリカの得意先A社に商品200ドルを輸出し、代金は、前受金（5月10日受取り）50ドルとの差額150ドルは掛けとした。5月10日の為替相場（為替レート）は１ドル105円、5月25日の為替相場（為替レート）は１ドル110円だとします。
3. ×1年6月30日に、上記１.の売掛金50ドルが当社の当座預金口座に振り込まれた。6月30日の為替相場（為替レート）は１ドル120円だとします。
4. 決算日において、当社は、上記の１.で発生した売掛金をまだ回収していないものとする。なお、×2年3月31日の為替相場（為替レート）が、1ドル100円である。

【解答】

為替予約を付している場合

次の取引について仕訳しなさい。

1. ×1年2月10日に、商品50ドルを輸出し、代金は、4月20日に受け取ることにした。取引発生時の直物為替相場が1ドル100円である。
2. ×1年3月1日（為替予約時）に、上記1.の売掛金について為替予約（先物為替相場1ドル90円）を行った。
3. ×1年3月31日（決算時）を迎えた。なお、決算時の直物為替相場が1ドル110円である。

【解答】