売上計上基準~日商簿記2級ポイント解説

売上計上基準のポイントを解説していきます。日商簿記2級合格に向けてポイントを理解していきましょう。

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売上の計上基準

売上の計上基準には、以下のものがあります。

  1. 引渡基準
  2. 出荷基準
  3. 検収基準

引渡基準

商品を相手方に引き渡した時点で、売上を計上します。

出荷基準

商品を出荷した時点で、売上を計上します。

検収基準

引き渡した商品を相手先が検収した時点で、売上を計上します。

(例題)

商品800円を掛けで売り上げ、商品を発送した。

引渡基準の仕訳、出荷基準の仕訳、検収基準の仕訳をしてください。

(解答)

  • 引渡基準
    商品を相手方に引き渡していない、すなわち、相手方が商品を受け取っていないので、仕訳する必要はありません。
  • 出荷基準
    売掛金800/売上800→商品を発送した時点で売上を計上します。
  • 検収基準
    商品を引き渡していない、かつ、検収していないので、仕訳する必要はありません。
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