社会保険料の納付~日商簿記2級ポイント解説

社会保険料の納付のポイントを解説していきます。日商簿記2級合格に向けてポイントを理解していきましょう。

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社会保険料とは

社会保険料(厚生年金保険料や健康保険料)は、会社と従業員が折半して負担します。

企業が従業員に支払う給料については、給料総額から源泉所得税や社会保険料を差し引いた残額を支給します。

このぺージでは、社会保険料を納付したときの処理を説明します。

社会保険料の納付

企業は、従業員から預かった社会保険料の金額と企業が負担する金額を社会保険事務所に支払います。

社会保険料を納付したときは、従業員から預かった金額について、預り金(社会保険料預り金)を減らす処理をし、企業が負担する金額を法定福利費(費用)で処理します。

(例題)

社会保険料3,000円を現金で納付した。なお、従業員から預っている金額1,500円を社会保険料預り金で処理している。

(解答)

借方科目金額貸方科目金額
社会保険料預り金
法定福利費
1,500
1,500
現金3,000

企業が負担する社会保険料1,500円は、法定福利費で処理します。

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