その他の期中取引の要点をまとめました。日商簿記3級合格のために、このページに掲載している要点を覚えてから問題を解いてください。
なお、このページに掲載している要点が分からないときには、テキストに戻って復習してください。
その他の期中取引要点
税金の処理
事業にかかった税金(印紙税、事業にかかる固定資産税、事業にかかる自動車税など)を支払ったとき | 租税公課××/適切な勘定科目×× ※租税公課は、費用に該当します。 |
資本金・引出金の処理
資本の元入れ | 適切な勘定科目××/資本金×× ※資本金は、純資産に該当します。 |
資本の引き出し(2つの処理方法があります。) | 資本金 ××/適切な勘定科目×× 引出金(仮勘定)××/適切な勘定科目×× |
訂正仕訳
訂正仕訳の流れ | 逆仕訳→正しい仕訳→逆仕訳と正しい仕訳を合算 |
要点練習問題
次の取引について仕訳しなさい。
〔使用する勘定科目:現金、売掛金、資本金、租税公課〕
- A商店は、店舗(事業専用)の固定資産税300円を現金で支払った。
- 店主が、現金300円を元入れして、店を開業した。
- 家計費として、現金200円を引き出した。
A商店は、B商店から売掛金300円を現金で回収したときに下記の仕訳をしていた。なので、訂正しなさい。
現金300/売上300
【解答】
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 | |
1 | 租税公課 | 300 | 現金 | 300 |
2 | 現金 | 300 | 資本金 | 300 |
3 | 資本金 | 200 | 現金 | 200 |
4 | 売上 | 300 | 売掛金 | 300 |