減価償却要点まとめ~決算整理【日商簿記3級】

減価償却の要点(決算整理)をまとめました。日商簿記3級合格のために、このページに掲載している要点を覚えてから問題を解いてください。

なお、このページに掲載している要点が分からないときには、テキストに戻って復習してください。

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売上原価の要点(決算整理)

定額法

  • 期首取得
    (取得原価-残存価額)÷耐用年数=1年分の減価償却費

  • 期中取得
    (1年分の減価償却費×使用した月数÷12カ月=使用した月数の減価償却費

直接法

減価償却費××/固定資産(建物、備品など)××

※減価償却費は、費用に該当します。

間接法

減価償却費××/減価償却累計額××

※減価償却累計額は、資産のマイナス。

要点確認問題

上記の要点を覚えているかどうかを試してください。

次の( )の中に入るのは何ですか?なお、覚えているかどうかは、上記の要点整理でご確認ください。

定額法

  • 期首取得
    ( )=1年分の減価償却費

  • 期中取得
    ( )÷12カ月=使用した月数の減価償却費

直接法

( )××/( )××

※減価償却費は、( )に該当します。

間接法

( )××/( )××

※( )は、資産のマイナス。

要点練習問題

次の取引について決算整理仕訳をしなさい。問1は直接法、問2は間接法とする。

〔使用する勘定科目:備品、減価償却累計額、減価償却費〕

  1. 決算において、当期首に購入し、使用した備品(取得原価50万円、残存価額が取得原価の10%、耐用年数5年)について、減価償却を行う。
  2. 決算において、当期首に購入し、使用した備品(取得原価50万円、残存価額0円、耐用年数5年)について、減価償却を行う。

【解答】

 借方科目金額貸方科目金額
1

減価償却費

90,000

備品

90,000

2

減価償却費

100,000

減価償却累計額

100,000

※上記1:50万円×0.9÷5年=90,000円

※上記2:50万円÷5年=100,000円

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