予想模試第1回【日商簿記2級】

第1回予想模試【日商簿記2級】を掲載しています。本試験までには、必ず、チャレンジしてください。

解答用紙(PDF)はこちらからどうぞ

第1回2級予想模試解答用紙

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予想問題【第1回】

第1問:仕訳問題

次の取引について、仕訳しなさい。勘定科目は、次の中から適当なものを選びなさい。

当座預金 売掛金 売買目的有価証券 未収入金 新株式申込証拠金 別段預金 仮払消費税 不渡手形 支払手形 借入金 未払消費税 仮受消費税 未払金 預り金 貸倒引当金資本金 修繕引当金 資本準備金 利益準備金 繰越利益剰余金 売上 有価証券利息 法定福利費 租税公課 修繕費 貸倒損失 有価証券売却損  
  1. 商品3,240円(税込価格)を売り上げ、代金は掛けとした。なお、消費税率は、8%であり、税抜方式を採用している。
  2. 新株100株の募集を行い、1株につき1,000円で発行することにし、申込期日までにその全額が申込証拠金として別段預金に払い込まれていたが、申込期日が到来したので、その払込額を資本金に振り替え、別段預金は、当座預金へと振り替えた。なお、払込金額のうち会社法で規定されている最低額を資本金として処理する。
  3. 建物の修繕を行い、その費用80,000円は、翌月支払いとした。この修繕に備え、修繕引当金30,000円が設定されている。
  4. 前期に不渡りとなった手形28,000円が当期において回収不能となった。なお、貸倒引当金の残高は、20,000円である。
  5. ×2年7月20日に、当社は、売買目的で所有しているA社社債(額面総額:10万円、購入価額:額面100円につき98円、年利率:7.3%、利払日:5月末日と11月末日の年2回)を額面100円につき97円でB社に売却し、端数利息とともに月末に受け取ることとした。

第2問:伝票会計問題

次の伝票(8月10日作成)にもとづいて、仕訳日計表を作成しなさい。また、総勘定元帳と売掛金元帳の記入をしなさい。

簿記2級予想模試(伝票会計)

第3問:精算表作成問題

次の決算整理事項等にもとづいて精算表を作成しなさい。会計期間は、×2年4月1日から×3年3月31日である。

【決算整理事項等】

  1. 決算日に現金30,000円を当座預金口座に預け入れたが、営業時間外であったため、翌日付で入金の記帳をした。
  2. 買掛金20,000円の支払いのため、小切手を振り出したが、決算日において未渡しであった。
  3. 消費税は税抜き方式で記帳しているので、適切な処理をする。
  4. 商品の期末棚卸は、次のとおりである。
    ・帳簿棚卸数量120個 原価@300円
    ・実地棚卸数量100個 正味売却価額@280円
    棚卸減耗損は、売上原価に算入せず、商品評価損は、売上原価に算入する。売上原価は、仕入の行で計算する。
  5. 売買目的有価証券について、時価法により評価替えをする。なお、当該有価証券の期末時価は8,000円である。
  6. のれんは、前期首にA社を吸収合併した際に生じたものであり、10年間に渡って毎期均等額を償却する。
  7. 建物:定額法 耐用年数20年 残存価額 0円(間接法)
    備品:定率法 償却率年20% 当期の12月1日に備品を取得している。(間接法)
  8. 受取手形及び売掛金の期末残高に対して2%の貸倒引当金を差額補充法により設定する。
  9. 前払費用は、当期の12月1日に1年分の支払利息を前払いしたものであり、決算において、当期の費用を計上する。
  10. 未払費用は、前期の決算において、利息の未払分について計上されたもので、期首の再振替仕訳は、行われていない。なお、当期の利息未払分は1,000円である。

第4問:製造原価報告書及び損益計算書作成問題

次の資料にもとづいて、3月の製造原価報告書及び損益計算書を完成しなさい。

【資料】

1.棚卸資産(単位:千円)

月初有高月末有高
素 材 20,000 30,000
補修材 5,000 6,000
仕掛品 50,000 60,000
製 品 40,000 50,000

2.直接工の作業時間及び賃率

直接工の総就業時間の内訳は、直接作業時間4,000時間、間接作業時間400時間、手待時間100時間であった。

なお、賃金計算については、平均賃率である1時間当たり1,000円を適用している。

3.3月中の支払高等(単位:千円)

  • 素材仕入高:60,000
  • 補修材仕入高:8,000
  • 間接工賃金当月支払高:3,000
  • 間接工賃金前月未払高:1,000
  • 間接工賃金当月未払高:2,000
  • 電力料金(測定額):2,000
  • 保険料(月割額):1,200
  • 減価償却費(月割額):12,000
  • 水道料金(測定額):1,000

4.製造間接費は直接労務費の80%を予定配賦している。なお配賦差異は、売上原価に賦課する。

第5問:個別原価計算問題

当製作所では、実際個別原価計算を採用している。次の資料にもとづいて、3月の仕掛品勘定を完成させ、3月の売上原価を計算しなさい。

【資料】

1.原価計算票(3月末時点、単位:円)

簿記2級予想模試(原価計算票)

2.3月の勘定記入(一部、単位:円)

簿記2級予想模試(勘定)

予想問題の解答・解説

解答・解説(PDF)はこちらからどうぞ

第1回2級摸試解答・解説

第1問:仕訳1組につき4点、計20点

第2問:( )1つにつき2点、計20点。

第3問:( )1つにつき2点、計20点。

第4問:( )1つにつき2点、計20点。

第5問:( )1つにつき4点、計20点。

目標点は、80点です。

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