減価償却の要点(決算整理)をまとめました。日商簿記3級合格のために、このページに掲載している要点を覚えてから問題を解いてください。
なお、このページに掲載している要点が分からないときには、テキストに戻って復習してください。
売上原価の要点(決算整理)
定額法 |
|
直接法 | 減価償却費××/固定資産(建物、備品など)×× ※減価償却費は、費用に該当します。 |
間接法 | 減価償却費××/減価償却累計額×× ※減価償却累計額は、資産のマイナス。 |
要点確認問題
上記の要点を覚えているかどうかを試してください。
次の( )の中に入るのは何ですか?なお、覚えているかどうかは、上記の要点整理でご確認ください。
定額法 |
|
直接法 | ( )××/( )×× ※減価償却費は、( )に該当します。 |
間接法 | ( )××/( )×× ※( )は、資産のマイナス。 |
要点練習問題
次の取引について決算整理仕訳をしなさい。問1は直接法、問2は間接法とする。
〔使用する勘定科目:備品、減価償却累計額、減価償却費〕
- 決算において、当期首に購入し、使用した備品(取得原価50万円、残存価額が取得原価の10%、耐用年数5年)について、減価償却を行う。
- 決算において、当期首に購入し、使用した備品(取得原価50万円、残存価額0円、耐用年数5年)について、減価償却を行う。
【解答】
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 | |
1 | 減価償却費 | 90,000 | 備品 | 90,000 |
2 | 減価償却費 | 100,000 | 減価償却累計額 | 100,000 |
※上記1:50万円×0.9÷5年=90,000円
※上記2:50万円÷5年=100,000円