日商簿記3級の試験範囲であるすべての論点を学習し終えた方は、次の仕訳問題にチャレンジしてください。
必ず、満点をとれるまで、繰り返し解いてください。
仕訳問題【3級対策用】
次の取引について仕訳をしています。その仕訳が正しければ〇を、その仕訳が間違っていれば×をつけてください。
なお、15分以内で解いてください。
- 掛けで売り上げた商品について300円の値引きをした。
売上300/売掛金300 - 商品300円を掛けで仕入れた。なお、引取運賃50円は現金で支払った。
仕入350/買掛金300
現金50 - 商品300円を掛けで売り上げた。なお、発送運賃80円は現金で支払った。
売掛金300/売上300
発送費 80 現金80 - 商品300円を掛けで売り上げ、得意先負担の発送運賃60円を現金で立替払いした。
売掛金360/売上300
現金60 - 商品300円(原価200円)を売り上げ、代金は掛けとした。
売掛金300/商品200
商品売買益100 - A商店に商品300円を売り上げ、A商店振り出しの小切手を受け取った。
当座預金300/売上300 - 売掛金300円の回収として、郵便為替証書を受け取った。
現金300/売掛金300 - 現金実査をした結果、現金の実際有高が帳簿残高より、300円不足していた。
現金300/現金過不足300 - 買掛金300円の支払いのために小切手を振り出した。なお、当座預金残高が100円で借越限度額が300円である。
買掛金300/当座預金100
当座借越200 - 定額資金前渡法(インプレスト・システム)を採用し、小切手300円を振り出して、小口現金係に渡した。
小口現金300/当座預金300 - 小口現金係が、交通費300円を小口現金で支払った。
旅費交通費300/小口現金300 - B商店に振り出した上記の約束手形300円が支払期日となり、手形代金が、A商店の当座預金口座から引き落とされ、B商店の当座預金口座に振り込まれた。A商店の仕訳は?
受取手形300/当座預金300 - 上記12の場合、B商店の仕訳は?
当座預金300/受取手形300 - A商店は、B商店から商品300円を仕入れ、 代金として、以前C商店より受け取った約束手形を裏書譲渡した。
仕入300/支払手形300 - A商店は、約束手形300円を銀行で割り引き、割引料20円を差し引いた残額を当座預金口座に預け入れた。
当座預金 280/受取手形300
手形売却損20 - A商店は、保有するB社の株式10株(帳簿価額300円)を200円で売却し、代金は現金で受け取った。
現金200/有価証券200 - A商店は、B商店に対して現金300円を貸し付け、同額の約束手形を受け取った。
手形貸付金300/現金300 - A商店は、業務用のパソコン300円を購入し、代金は月末に支払うことにした。
備品300/買掛金300 - A商店は、保有している株式(帳簿価額300円)のすべてを350円で売却し、代金は、月末に受けることにした。
未収入金350/有価証券300
有価証券売却益50 - A商店は、B商店から商品300円を仕入れ、支払済みの内金30円を差し引いた残額を掛けとした。
仕入300/前払金30
買掛金270 - 従業員の出張にあたり、旅費の概算額300円を現金で前渡しした。
前払金300/現金300 - 出張中の従業員から、当店の当座預金口座に300円が入金されたが、その内容は不明である。
当座預金300/仮受金300 - A商店は、Bの給料500円から立て替えていた300円を差し引いた額を、Bに現金で支払った。
給料500/仮払金300
現金200 - A商店は、給料500円から源泉所得税40円を差し引いた額を従業員Bに現金で支払った。
給料500/預り金40
現金460 - A商店は、B商店に商品券300円を発行し、同額の現金を受け取った。
現金300/商品券300 - A商店は、当店が持っているB商店発行の商品券200円とB商店が持っている当店発行の商品券150円を交換し、差額を現金で受け取った。
他店商品券150/商品券200
現金 50 - A商店は、店舗(事業専用)の固定資産税300円を現金で支払った。
租税公課300/現金300 - 店主が、現金300円を元入れして、店を開業した。
現金300/資本金300 - 家計費として、現金200円を引き出した。
資本金200/現金200 - 決算において、現金過不足(借方)が300円あるが、原因が不明であった。
現金過不足300/雑益300 - 5本の鉛筆300円を購入し、代金を現金で支払った。なお、消耗品費勘定で処理する。
消耗品費300/現金300 - 決算において、上記31の消耗品の未消費高が120円であった。
消耗品120/消耗品費120 - 期首商品棚卸高が200円、期末商品棚卸高が300円である。なお、仕入勘定で売上原価を算定する。
繰越商品200/仕入200
仕入 300 繰越商品300 - 決算において、当期首に購入し、使用した備品(取得原価50万円、残存価額が取得原価の10%、耐用年数5年)について、減価償却(直接法)を行う。
減価償却費90,000/備品90,000 - 当期の10月31日に、備品(取得原価50万円、減価償却累計額10万円)を50万円で売却し、現金を受け取った。なお、当期分の減価償却費(10カ月分の減価償却費)は、6万円とする。
現金 500,000/備品500,000
減価償却累計額100,000 固定資産売却益160,000
減価償却費 60,000 - 決算において、売掛金の期末残高2,000円について5%の貸倒引当金を設定する。貸倒引当金の期末残高は30円。
貸倒引当金繰入100/貸倒引当金100 - 前期に計上した売掛金500円が貸倒れとなった。貸倒引当金の残高は300円。
貸倒引当金300/売掛金500
貸倒損失 200 - 当期に計上した売掛金500円が貸倒れとなった。
貸倒損失500/売掛金500 - 前期に貸倒れとして処理した売掛金500円を現金で回収した。
現金500/売掛金500 - 決算において、支払保険料700円のうち300円を次期に繰り延べる。
前払保険料400/支払保険料400 - 決算において、当期分の支払保険料300円を見越計上する。
支払保険料300/前払保険料300 - 決算において、当期分の受取利息300円を見越計上する。
未収利息300/受取利息300 - 売掛金300円の回収として、送金小切手を受け取った。
現金300/売掛金300 - 現金実査をした結果、現金の実際有高が帳簿残高より、300円過剰であった。
現金300/現金過不足300 - 買掛金300円の支払いのために小切手を振り出した。なお、当座預金残高が100円で借越限度額が300円である。
買掛金300/当座300 - 買掛金1,200円の支払いのために小切手400円と約束手形800円を振り出した。
買掛金1,200/支払手形1,200 - A商店は、B商店から商品800円を仕入れ、代金のうち、300円はC商店振出の約束手形を裏書譲渡し、400円はB商店宛の約束手形を振り出し、残額は掛けとした。
仕入800/受取手形300
支払手形400
買掛金100 - A商店は、約束手形10,000円を銀行で割り引き、割引料を差し引いた残額を当座預金口座に預け入れた。割引日数は73日で利率は年5%である。
当座預金9,900/受取手形10,000
手形売却損100 - A商店は、保有するB社の株式の配当金として、配当金領収証300円を受け取った。
現金300/受取配当金300 - 土地800円を購入し、代金は仲介手数料20円、登記料10円とともに小切手を振り出して支払った。
土地820/当座預金820 - 借入金10,000円を満期日に利息とともに現金で支払った。利率4%、借入期間は73日である。
借入金10,000/現金10,080
支払利息 80 - A商店は、B商店に商品300円の注文をし、手付金として30円を現金で支払った。
立替金30/現金30 - A商店は、B商店に商品500円を売り上げ、代金のうち300円は当店発行の商品券を受け取り、残額は、現金で受け取った。
商品券300/売上500
現金 200
仕訳問題の解答
上記の問題の仕訳の中で、間違っているものだけを掲載していきます。
6.現金300/売上300
8.現金過不足300/現金300
11.仕訳する必要はありません。
12.支払手形300/当座預金300
14.仕入300/受取手形300
16.現金 200/有価証券300
有価証券売却損100
18.備品300/未払金300
21.仮払金300/現金300
23.給料500/立替金300
現金200
26.商品券150/他店商品券200
現金 50
30.雑損300/現金過不足300
33.仕入 200/繰越商品200
繰越商品300 仕入300
36.貸倒引当金繰入70/貸倒引当金70
39.現金500/償却債権取立益500
40.前払保険料300/支払保険料300
41.支払保険料300/未払保険料300
46.買掛金1,200/支払手形800
当座預金400
50.土地830/当座預金830
52.前払金30/現金30