部門個別原価計算要点整理【日商簿記2級】

部門個別原価計算の要点をまとめています。日商簿記2級合格のために、このページに掲載している部門個別原価計算の要点整理を覚えてから問題を解いてください。

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部門個別原価計算要点

第1次集計

部門個別費→各部門に直接賦課

部門共通費→一定基準(配賦基準)で配賦

第1製造部門費など××/製造間接費××
第2製造部門費など××
A製造部門など××

第2次集計

補助部門費(補助部門に集計された製造間接費)を各製造部門に配賦します。

  • 直接配賦法
    補助部門を無視します。
  • 相互配賦法
    →第1次配賦では、補助部門にも配賦。第2次配賦では、直接配賦法と同様、補助部門を無視します。

第3次集計

製造部門費(第2次集計までの手続きによって製造部門に集計された製造間接費)を各製造指図書へ配賦します。

仕掛品××/第1製造部門費など××
       第2製造部門費など××

予定配賦

予定配賦額=部門別予定配賦率×各製造指図書の実際配賦基準数値

部門別予定配賦率=一定期間の製造部門費予算額÷基準操業度

  • 予定配賦額>実際発生額
    製造部門費××/製造部門費配賦差異××←有利差異(貸方差異)
  • 予定配賦額<実際発生額
    製造部門費配賦差異××/製造部門費××←不利差異(借方差異)

要点確認問題

上記の要点を覚えているかどうかを試してください。

次の( )の中に入るのは何ですか?なお、覚えているかどうかは、上記の要点整理でご確認ください。

第1次集計

部門個別費→各部門に( )賦課

部門共通費→一定基準(配賦基準)で配賦

第1製造部門費など××/製造間接費××
第2製造部門費など××
A製造部門など××

第2次集計

補助部門費(補助部門に集計された製造間接費)を各製造部門に配賦します。

  • 直接配賦法
    ( )を無視します。
  • 相互配賦法
    →第1次配賦では、補助部門にも配賦。第2次配賦では、直接配賦法と同様、( )を無視します。

第3次集計

製造部門費(第2次集計までの手続きによって製造部門に集計された製造間接費)を( )へ配賦します。

( )××/第1製造部門費など××
       第2製造部門費など××

予定配賦

予定配賦額=部門別予定配賦率×各製造指図書の実際配賦基準数値

部門別予定配賦率=一定期間の製造部門費予算額÷基準操業度

  • 予定配賦額>実際発生額
    ( )××/( )××←有利差異(貸方差異)
  • 予定配賦額<実際発生額
    ( )××/( )××←不利差異(借方差異)
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