試算表作成問題【日商簿記3級】

試算表の要点を押さえた後は、徹底的に試算表の問題を解きましょう。

日商簿記3級に合格するためには、数多くの問題を解くことが重要です。

このページに掲載している問題の解答用紙(PDF)はこちらからどうぞ

試算表作成問題解答用紙

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問題1:残高試算表

【問題】

次のT字フォームにもとづいて残高試算表を作成しなさい。

試算表問題1

【解答】

試算表問題1解答

問題2:合計残高試算表、売掛金明細表、買掛金明細表

【問題】

次の合計試算表と諸取引にもとづいて、月末の合計残高試算表、売掛金明細表、買掛金明細表を作成しなさい。

試算表問題2

【平成×1年3月25日から31日までの諸取引】

25日
  • A商店から商品400円を仕入れ、代金は掛けとした。
  • 甲商店に商品600円を売り上げ、代金は掛けとした。
26日
  • B商店から商品600円を仕入れ、代金は掛けとした。
  • 乙商店に商品800円を売り上げ、乙商店振出、当店宛の約束手形を受け取った。
  • 備品600円を購入し、代金は、翌月末に支払うこととした。
27日
  • 甲商店に対する売掛金300円を現金で回収した。
  • A商店から掛けで仕入れた商品100円を返品した。
28日

Y社の株式10株を1株あたり30円で購入し、売買手数料30円とともに現金で支払った。

30日

家賃500円を現金で支払った。

【解答】

試算表問題2解答

まず、与えられている取引の仕訳をしていきます。

売掛金明細表、買掛金明細表を作成する問題も出題されている場合、仕訳をするときに、売掛金と買掛金について、得意先名と仕入先名も記入していきましょう。

取引の仕訳は、以下のとおりです。

 借方科目金額貸方科目金額
25日仕入400買掛金(A商店)400
売掛金(甲商店)600売上 600
26日仕入 600買掛金(B商店)600
受取手形 800売上  800
 備品600未払金600
27日現金300売掛金(甲商店)300
買掛金(A商店)100仕入100
28日有価証券330現金330
30日支払家賃500現金500

問題3:合計試算表

【問題】

次の取引にもとづいて合計試算表を作成しなさい。

【3月中の取引】

現金増減取引a.当座預金口座から現金引き出し
b.売掛金の回収
c.現金による売上高
d.現金による仕入高
e.給料支払い
f.地代支払い

100円
500円
900円
700円
250円
300円

当座預金増減取引

a.当座預金口座から現金引き出し
b.売掛金の回収
c.小切手振り出しによる仕入高
d.買掛金の支払い

100円
150円
200円
300円

仕入取引

a.小切手振り出しによる仕入高
b.掛けによる仕入高
c.現金による仕入高

200円
400円
700円

売上取引

a.掛けによる売上高
b.現金による売上高

1,400円
900円

【解答】

試算表問題3解答

重複している取引については、1つのみ仕訳をしていきましょう。

  借方科目金額貸方科目金額
現金取引a現金100当座預金100
b現金500売掛金500
c現金900売上900
d仕入700現金700
e給料250現金250
f支払地代300現金300
当座取引a現金取引aと重複しているため、仕訳なし。
b当座預金150売掛金150
c仕入200当座預金200
d買掛金300当座預金300
仕入取引a当座預金取引cと重複しているため、仕訳なし。
b仕入400買掛金400
c現金取引dと重複しているため、仕訳なし。
売上取引a売掛金1,400売上1,400
b現金取引cと重複しているため、仕訳なし。
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