固定資産の要点を押さえた後は、徹底的に固定資産の問題を解きましょう。
日商簿記3級に合格するためには、数多くの問題を解くことが重要です。
固定資産問題
次の取引について仕訳しなさい。なお、問3は直接法、問4、5は間接法とする。
〔使用する勘定科目:現金、当座預金、備品、土地、減価償却累計額、固定資産売却益、減価償却費、固定資産売却損〕
- A商店は、土地800円を購入し、代金は仲介手数料20円、登記料10円とともに小切手を振り出して支払った。
- A商店は、備品200円を購入し、代金は設置費用50円とともに現金で支払った。
- 当期首に、備品(取得原価50万円、減価償却累計額10万円)を50万円で売却し、現金を受け取った。
- 当期首に、備品(取得原価50万円、減価償却累計額10万円)を30万円で売却し、現金を受け取った。
- 当期の10月31日に、備品(取得原価50万円、減価償却累計額10万円)を50万円で売却し、現金を受け取った。なお、当期分の減価償却費(10カ月分の減価償却費)は、6万円とする。
【解答】
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 | |
1 | 土地 | 830 | 当座預金 | 830 |
2 | 備品 | 250 | 現金 | 250 |
3 | 現金 | 500,000 | 備品 | 400,000 |
4 | 現金 | 300,000 | 備品 | 500,000 |
5 | 現金 | 500,000 | 備品 | 500,000 |