【日商簿記2級】材料費の分類~工業簿記ポイント解説

スポンサーリンク

材料費の分類

費目別計算において、材料費は、以下のように分類されることになります。

主要材料費

製品の本体となる材料の消費額のこと。

直接材料費
買入部品費

外部から購入し、そのまま、製品に取り付ける部品の消費額のこと。

例)自動車のタイヤなど

補助材料費

製品製造のために補助的に消費される材料の消費額のこと。

例)燃料、接着剤など

間接材料費
工場消耗品費

製品製造のために補助的に消費される消耗品の消費額のこと。

例)機械油、軍手、電球、蛍光灯など

消耗工具器具備品費

耐用年数が1年未満、または取得原価が一定未満の工具、器具、備品の消費額のこと。

例)ドライバー、机、椅子など

直接材料費とは?

〇〇の製品にどれだけ消費されたかが把握することができる材料費のことです。

主要材料費と買入部品費が、直接材料費に該当することになります。

間接材料費とは?

〇〇の製品にどれだけ消費されたかが把握することができない材料費のことです。

補助材料費、工場消耗品費、消耗工具器具備品費が、間接材料費に該当することになります。

≫≫≫工業簿記ポイント解説の目次ページ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
    スポンサーリンク