収益と費用要点整理【日商簿記2級】

収益と費用の要点をまとめています。日商簿記2級合格のために、このページに掲載している収益と費用の要点整理を覚えてから問題を解いてください。

スポンサーリンク

収益と費用要点整理

売上の計上基準

引渡基準

商品を相手方に引き渡した時点で、売上を計上します。

出荷基準

商品を出荷した時点で、売上を計上します。

検収基準

相手先が検収した時点で、売上を計上します。

仕入の計上基準

入荷基準

商品が到着した時点で、仕入を計上します。

検収基準

商品到着後、検収した時点で、仕入を計上します。

サービス業の会計処理

役務の提供前に代金受取

現金など××/前受金××

役務の提供前に費用支出

仕掛品××/現金など××

下記のように、仕掛品で処理しない場合もあります。なお、サービス提供のために直接費やされた費用を振り替えます。

給料など××/現金など××
仕掛品××/給料など××

※役務費用の発生が、役務収益の発生とほぼ同時であるときは、役務原価で処理します。

決算時(完了時に売上を一括計上する場合除く)

当期サービス提供分
前受金××/役務収益××

収益対応分
役務原価××/仕掛品××

役務提供完了時

前受金 ××/役務収益××
役務原価××/仕掛品××

固定資産税と社会保険料

固定資産税

通知書が送付されてきたとき
租税公課××/未払税金××

納付したとき
→未払税金××/現金など××

社会保険料

預り金など××/現金など
法定福利費××

※企業負担分を法定福利費で処理します。

要点確認問題

上記の要点を覚えているかどうかを試してください。

次の( )の中に入るのは何ですか?なお、覚えているかどうかは、上記の要点整理でご確認ください。

売上の計上基準

( )基準

商品を相手方に引き渡した時点で、売上を計上します。

( )基準

商品を出荷した時点で、売上を計上します。

( )基準

相手先が検収した時点で、売上を計上します。

仕入の計上基準

( )基準

商品が到着した時点で、仕入を計上します。

( )基準

商品到着後、検収した時点で、仕入を計上します。

サービス業の会計処理

役務の提供前に代金受取

現金など××/( )××

役務の提供前に費用支出

※役務費用の発生が、役務収益の発生とほぼ同時であるときは、( )で処理します。

決算時(完了時に売上を一括計上する場合除く)

当期サービス提供分
→前受金××/( )××

収益対応分
( )××/仕掛品××

固定資産税と社会保険料

固定資産税

通知書が送付されてきたとき
( )××/( )××

納付したとき
→未払税金××/現金など××

社会保険料

預り金など××/現金など
( )  ××

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
    スポンサーリンク