日商簿記3級の予想問題【第2回】を掲載しています。本試験までに、必ず、チャレンジしてください。
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予想問題【第2回】
第1問:仕訳問題
次の取引について仕訳しなさい。勘定科目は、次の中から選びなさい。
現金、普通預金、当座預金、受取手形、売掛金、未収入金、仮払金、備品、買掛金、未払金、貸倒引当金、借入金、減価償却累計額、資本金、売上、固定資産売却益、仕入、給料、租税公課、消耗品費、支払手形、通信費、発送費、減価償却費、雑損、貸倒損失、現金過不足、損益 |
- A商店から商品38,000円を仕入れ、代金のうち10,000円は小切手、残額は約束手形をそれぞれ振り出した。また、引取運賃として2,000円を現金で支払った。
- 前期に発生した売掛金12,000円が貸し倒れた。貸倒引当金の残高は、8,000円である。
- 期首商品棚卸高が1,200円、当期純仕入高が3,000円、期末商品棚卸高が1,000円である。決算にあたって損益勘定に振り替えた。
- 当期純損失78,000円を資本金勘定に振り替える。
- 当期の9月30日に、前期首に取得した備品(取得原価50万円、減価償却累計額10万円)を36万円で売却し、代金は来月末に受け取る。なお、耐用年数5年、残存価額0円で、決算日は12月31日である。間接法により仕訳する。(定額法)
第2問:商品有高帳問題
次の仕入帳と売上帳にもとづいて、商品有高帳(先入先出法)に記入しなさい。また、3月中の売上高、売上原価、売上総利益を計算しなさい。
第3問:試算表作成問題
次の合計試算表と取引にもとづいて、月末の合計試算表を作成しなさい。
【10月26日から10月31日までの取引】
1.10月26日の取引
- 店主が事業を拡大させるために、現金50,000円を追加元入れした。
- 建物の修繕を行い、代金2,000円は小切手を振り出して支払った。このうち、1,200円については建物の耐用年数を延長する効果があると認められた。
2.10月27日の取引
- 従業員の出張にあたり、旅費の概算額10,000円を現金で渡した。
- D商店に対する売掛金40,000円をD商店が振り出した小切手で回収した。
- 買掛金16,000円を支払うために、約束手形を振り出した。
3.10月29日の取引
- 貸付金(利率年3%、貸付期間4カ月)50,000円を満期日に利息とともに現金で返済を受けた。
- 商品60,000円を売り上げ、代金として郵便為替証書を受け取った。
- E商店に掛けで売り上げた商品20,000円の返品を受けた。
4.10月30日の取引
- 甲商店から商品80,000円を仕入れ、代金のうち30,000円は乙商店振出、当店宛の約束手形を裏書譲渡し、残額は掛けとした。
- 給料の前払いとして30,000円の現金を従業員に渡した。
第4問:勘定記入問題
次の各勘定と損益勘定について( )内に正しい記入を行いなさい。
損益計算書及び貸借対照表作成問題
次の決算整理前残高試算表と決算整理事項等にもとづいて、損益計算書と貸借対照表を完成しなさい。なお、会計期間は、平成×1年1月1日から平成×1年12月31日までの1年間である。
(決算整理事項等)
- 事業専用の店舗の固定資産税3,000円を現金で支払っていたが、未記帳であった。
- 商品30,000円を掛けで売り上げたが、以下のように仕訳をしていた。
当座預金 30,000 / 売上 30,000 - 期末商品棚卸高は28,000円である。売上原価は、仕入の行で計算する。
- 売掛金の期末残高に対し3%の貸倒れを見積ることにした。なお、差額補充法による。
- 支払家賃のうち6,000円は、来期分である。
- 備品について定額法により減価償却を行う。残存価額は、取得原価の10%、耐用年数は、10年である。
- 当期12月分の地代1,500円が未払いである。
第2回予想問題の解答・解説
予想問題の解答と解説はこちらからどうぞ
第1問:仕訳1つにつき4点、計20点
第2問:( )1つにつき2点、計10点
第3問:( )1つにつき3点、計30点
第4問:※印1つにつき2点、計10点
第5問:( )1つにつき3点、計30点
目標点は、80点です。